ジェームズ・スターン CEO

James Carl Stern

 アジア及びアフリカ犯罪組織ユニットを所轄するFBI本部長として引退。FBI在職期間中、日本、香港、マカオ、中華人民共和国、インド、スリランカ、ネパールを担当。米国ハワイ州ホノルルてFBI特別捜査官として、FBIアジア組織犯罪作戦「トロピカルストー ム」を統括指揮 。FBIにおいてアジア地域の組織犯罪に関する専門的な捜査関連実績を保有。米国上院司法委員会での証言経験も有し、当該分野の専門家として衆知。2001年9月11日の米国同時多発テロの捜査において、FBIエージェントおよびポリグラフ検査専門官として顕著な実績を挙げる。
 日米の捜査協力と情報分野での多大な貢献に対する警察庁刑事局長表彰をはじめ多く機関から表彰を受賞。

 Wynn Resorts Limited在職中は、米国内および国際的なセキュリティ業務及びコンプライアンスの指揮・監督を含む、グローバルなセキュリティ部門の責任者を務める。Wynn Resorts Limited社内のコンプライアンス委員会委員として、Wynn MacauのIR開発やカジノ運営に係るデューデリジェンスを監督。


森山 慎一 理事長

Shinichi Moriyama

 1980年に鳥取県警察官、その後、外務省中東アフリカ局、在シリア日本国大使館書記官等を歴任、レバノンに拘束中の日本赤軍メンバー5人の引き渡しに関しシリア政府関係大臣や秘密警察幹部等との交渉に従事し2002年帰国、警察庁国際テロ対策室、鳥取県警察捜査第二課、警察庁組織犯罪対策部に従事、FBI等海外の法執行機関との信頼協力関係を構築、国際組織犯罪や海外における暴力団犯罪の解明検挙等多くの捜査を担当。

 警察退職後は、損害保険料率算出機構において暴力団関係者による保険金詐欺事案の防止と事件化に注力、警察庁、外務省等の政府機関や都道府県警察との連携協力体制を維持しつつ、地元大学において防犯、危機管理論を担当、選挙管理委員会委員長職務代理者、公益社団法人被害者支援センター専務理事を兼務。


ドリーン・ジャクソン 専務理事

Doreen Mari Jackson

米国パシフィック大学 国際政治学部卒業
米国ミドルベリー国際大学大学院 通訳・翻訳修士課程修了
米国ジョージワシントン法科大学院卒業(Juris Doctor法務博士)

 ワシントンDCにて国務省の公式通訳官として通商、防衛等の政府間協議に幅広く従事。またG7/G8サミット等の国際会議やホワイトハウスで首脳会談の外交通訳業務に多数従事。民間の通訳としても、ワシントン州にてマイクロソフトやアマゾンなどの経営幹部と日系企業役員への通訳業務などでも多数の実績がある。


平井 力 常任理事

Chikara Hirai

米国ミドルベリー国際大学 国際政治学部卒業
米国ミドルベリー国際大学大学院 国際経営学部修士課程修了
公認不正検査士、IDFデジタルフォレンジック研究会正会員

 大学院修了後、ボストン銀行ボストン本店に入行。財務専門家課程修了後、海外支店・東京支店勤務を経て退行、外国政府代表部・外国政府大使館職員として勤務。その後、IT企業役員、団体役員などを経て現職へ。